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石岡 充彬

OUR ADVISOR

石岡 充彬

Mitsuaki Ishioka

消化器内科専門医

日本橋人形町消化器・内視鏡クリニック

院長

Profile

医学博士

日本内科学会認定内科医

日本消化器病学会専門医

日本消化器内視鏡学会専門医・指導医

日本大腸肛門病学会(内痔核治療法研究会 四段階注射法受講証取得)

日本消化器がん検診学会所属

パンを愛する消化器内科医が提案する、
 我慢しない小麦との付き合い方

「グルテンフリー」が叫ばれる今、大好きなパンやパスタを我慢している方も多いのではないでしょうか。
しかし、健康のために一生食べたいものを諦め続けることが、本当に幸せな選択といえるのか——。

消化器内科専門医でありながら、無類のパン好きでもある石岡充彬医師に、医学的エビデンスに基づいた
「制限」ではなく「コントロール」という新しい視点から、小麦と心地よく付き合う方法を伺いました。

パンは生活の喜び。だからこそ伝えたいこと

昨今、健康志向の高まりから「グルテンフリー」が注目され、
「健康のためには小麦を断つべき」という極端な情報も見受けられます。
しかし、大好きなパンやラーメンを一生我慢し続けることは、
人生の大きな喜びを損なうことではないでしょうか。

消化器内科医として多くの患者様と向き合うなかで感じるのは、制限によるストレスが、
かえって生活の質(QOL)を下げてしまうという現実です。

SNS活動するほどのパン好き医師が語る

私は、日々診療にあたる消化器内科専門医であると同時に、SNS等で
「東京パン生活。(@tokyo_pan.life)」として活動する無類のパン好きでもあります。

「パンは生活の喜び」という想いを大切にするからこそ、単に小麦を避けるのではなく、医学的エビデンスに基づき「無理なく楽しむ方法」を提案することが私の使命だと考えています。

今回はエイトウィルの医学アドバイザーとして、専門家と愛好家、
両方の視点から、小麦と心地よく付き合うためのヒントと、
新たな選択肢「グルテン分解乳酸菌」についてお話しします。

医学的視点から見た
グルテンの「許容量」の考え方

医学的に見て、すべての人に厳格な小麦の制限が必要なわけではありません

小麦アレルギーやセリアック病といった特定のケースを除けば、
大切なのは「ゼロか百か」という二元論ではなく、
自分の体質に合った「許容量」を知ることです。
人によって受け入れられる量は異なり、
その時の体調やストレスの状態によっても左右されます。

一律に「小麦を断つ」という極端な選択をする前に、まずは自分の体と対話し、
適切な距離感を見極めることが、科学的にも理にかなったアプローチといえます。

「お腹の張り」の正体を知る:

原因はグルテンだけではない?

小麦を食べた後の不快感は、グルテンだけが原因とは限りません
実は、小麦に含まれる「フルクタン」という糖質の存在が、不調の大きな鍵を握っています。

フルクタンは、小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい糖質の総称である
「FODMAP(フォドマップ)」の一種です。この糖質が腸内細菌によって急速に発酵すると、
過剰なガスが発生し、お腹の張りやゴロゴロとした不快感を引き起こします。

また、受け止める側のコンディションも無視できません。
過敏性腸症候群(IBS)や小腸内細菌増殖症(SIBO)といった腸内環境の乱れ、
あるいは腸のバリア機能が低下した「リーキーガット」の状態では、
通常よりも小麦の成分に敏感に反応しやすくなります。

大切なのは、自分の体質やその時々の腸内環境を知り、
負担の感じやすさに合わせて食べ方を工夫することです。

グルテンをしっかりと分解して消化をスムーズにすること。
そして同時に、乳酸菌の力で腸内環境そのものを整えていくこと。

この両面からのアプローチこそが、小麦と仲良く付き合い、
食の楽しみを一生守り続けるための医学的に理にかなった戦略となるのです。

パン好き医師が勧める、
体に優しいパンの選び方と楽しみ方

小麦を完全にやめる必要はありません。
ほんの少し「選び方」の基準を変えるだけで、食後の体感は驚くほど変わります

長時間発酵のパンを選ぶ

酵母が時間をかけて小麦を熟成させる過程で、タンパク質や糖質がある程度分解されています。通常のパンよりも消化のステップがスムーズになり、胃腸への負担を和らげながら、熟成ならではの深い風味を楽しめます。

ハード系・シンプルなパンを選ぶ

バゲットやカンパーニュなどのハード系は、油脂や砂糖が少なく、小麦本来の質をダイレクトに味わえます。しっかり「よく噛んで」食べることで唾液の消化酵素が分泌され、腸への負担をさらに減らすことができます。

食べ合わせを工夫する

パン単品ではなく、野菜の食物繊維や、卵・肉・魚といったタンパク質と一緒に摂りましょう。血糖値の急上昇を抑え、消化吸収をより緩やかで安定したものにしてくれます。

新しい食の選択肢:グルテン分解乳酸菌で実現する、
「グルテン・コントロール」習慣。

「大好きな小麦を諦めたくないけれど、食後の不調も気になる」。そんな想いへの新しいアプローチが、グルテン分解乳酸菌の力を借りた「グルテン・コントロール」という考え方です。

これまでの「完全に抜く(フリー)」か「不調を覚悟して食べる」という二択ではなく、
自らケアして負担を減らすという前向きなセルフケアを提案します。

最大約70%の
グルテン分解

韓国の発酵食品から発見された特定の乳酸菌(Dglu-MB0601等)が、グルテンを一部分解する働きを持つことが報告されています。お腹の中での消化をサポートし、スムーズな食後を助けてくれます。

自分に合わせた
「グルテン・コントロール」

「グルテン・コントロール」とは、厳格な制限ではなく、食べたい時に負担を抑えて楽しむためのサポートです。自分の体質やその日のコンディションに合わせて、小麦の影響を自分自身で調整し、無理なく付き合うことができます。

「食べる楽しみ」を
諦めないために

サプリメントは医薬品ではありませんが、食事のバリエーションを維持するための心強い味方になります。これまでの「除去する」という制限中心の考え方に、乳酸菌で「消化能力をバックアップする」という新しい習慣を。

自分なりの「コントロール」という選択肢を持つことで、食の自由は大きく広がります。
それは、大好きなパンや食事を一生楽しみ続けるための、医学的に理にかなった戦略なのです。

おわりに:「食べる」をもっと、ポジティブに。

「健康のために大好きなものを諦める」という選択は、ときに心まで寂しくさせてしまいます。
本来、食事は人生を彩る喜びであり、体と心を健やかに育むためのものであるはずです。
小麦を完全に排除するのではなく、どうすれば心地よく、長く付き合っていけるか。
エイトウィルが提案するのは、単なるサプリメントの提供にとどまりません。
科学的な知見に基づきながら、「食べる楽しみを諦めない」
という私たちのQOL(生活の質)に真摯に向き合う、新しい食文化の提案だと感じています。
このような「グルテン・コントロール」という革新的な選択肢を上手に取り入れ、
皆様が制限に縛られることなく、ご自身の体と相談しながら「食べる喜び」を享受できる
豊かな食生活を送っていただければ幸いです。

日本橋人形町消化器・内視鏡クリニック

消化器内科・内視鏡内科・肛門内科を専門とし、内視鏡専門医による質の高い検査と丁寧な説明を行うクリニック。

患者の負担を抑えた検査体制が整った、信頼できる診療を提供。

Experimental Proof

Evidence

韓国特許庁より特許を取得

MB0601

Dglu-MB0601

最大で約70%のグルテン分解能力

「Dglu-MB0601」菌株は、グルテンを分解する能力を持つ乳酸菌として、韓国特許を取得しています。 また、そのグルテンを分解した小麦粉と、通常の小麦粉にて行った8週間のマウス実験試験の結果、「Dglu-MB0601」菌株の含有量が高くなるほどアミラーゼとガストリンの分泌が増加することを確認できました。 (特許公開番号:10-2019-0142263)

GLU70

Dglu-GLU70

グルテン成分による炎症性腸疾患の予防・改善効果

「Dglu-GLU70」菌株をグリアジンが含有された餌と一緒に混ぜて、マウスに与えた実験試験の結果、グルテンが誘発する炎症性腸疾患の予防及び改善効果が認められ特許を取得しました。(特許公開番号: 10-2020-0099311)