Dglu-MB0601

Dglu-MB0601

最大で約70%のグルテン分解能力

韓国食品メーカーと政府外郭研究機関との共同研究・開発により、その菌株のグルテン分解能力が認められ共同特許を取得

Patent Granted by KIPO

韓国特許庁より特許を取得

Dglu-Lacto(ディグルラクト)のグルテン分解乳酸菌は、韓国の発酵食品から新たに発見されたグルテン分解能力に優れた「Dglu-MB0601 菌株」「Dglu-GLU70 菌株」です。

Dglu-GLU70 菌株」はグルテン成分のグリアジンによる炎症性腸疾患の予防及び改善効果が認められ韓国食品メーカーが特許を取得しました。


そしてこの「Dglu-MB0601 菌株」は韓国食品メーカーと政府外郭研究機関との共同研究・開発により、その菌株が最大70%分解する結果となり、高いグルテン分解能力を認められ共同特許を取得しました。

MB0601

Dglu-MB0601 菌株 特許証明書

GLU70

Dglu-GLU70 菌株 特許証明書

Gluten-Degrading Lactic Acid Bacteria

グルテン分解乳酸菌 Dglu-MB0601

Dglu-MB0601 菌株」は、特許申請時の実験において小麦粉の生地に入れて発酵すると平均最大で70%程度のグルテン分解能力があることを確認しました。

以下が、特許取得申請時の実験結果の表です。

対象グルテン量(g)分解率(%)平均(%)
対照群(乳酸菌未添加)1.85 g0.00 %0 %
実験群①(乳酸菌添加)0.49 g73.51 %67.027 %
0.73 g60.54 %
実験群②(乳酸菌添加)0.69 g62.70 %69.730 %
0.43 g76.76 %
実験群③(乳酸菌添加)0.75 g59.46 %58.108 %
0.80 g56.76 %

Experimental Method

実験方法

Dglu-MB0601 菌株」で発酵してグルテンが分解された小麦粉(グルテン分解小麦粉)と、通常の小麦粉を混ぜて、飼料と一緒にマウスに8週間、餌として与え、変化を観察した。

グルテンが分解された小麦粉と通常の小麦粉でマウスの血中濃度のホルモンなどの変化を測定

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グラフ1: アミラーゼの分泌が増加

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グラフ2: ガストリンの分泌が増加

Result

試験結果

グルテン分解小麦粉(Dglu-MB0601 菌株)の含有量が高くなるほど、血中ガストリン(胃の消化を助けるホルモン)の含有量が最大60%まで増加し、膵臓アミラーゼ(炭水化物を消化する酵素)の分泌量は最大80%まで増加することを確認した。

ガストリンは胃の出口に近い部分に存在するG細胞から分泌されるホルモンで、胃液の分泌を促進し、消化に役立つ

膵臓アミラーゼは小麦粉中の炭水化物を分解する酵素

結果的に「Dglu-MB0601 菌株」で発酵してグルテンが分解された小麦粉摂取時にアミラーゼ(グラフ1)とガストリン(グラフ2)の分泌が増加することを確認した。

よって、「Dglu-MB0601 菌株」で発酵させたグルテン分解小麦粉の摂取により消化能力が高められることを示した

Test Report

グルテン分解試験 成績書

この「Dglu-GLU70」菌株(グルテン分解乳酸菌)を使用することで、パンなどの小麦粉製品に含まれるグルテン量を大幅に減少させることができます。

その効果を示す試験結果をご紹介します。

試験結果

  • 未添加のベーグル:グルテン含有量 14,000mg/kg
  • グルテン分解乳酸菌を2%添加したベーグル:グルテン含有量 7,600mg/kg

これにより、約46%のグルテン減少という、非常に優秀な菌の効能が確認されました。

グルテン分解乳酸菌を添加して製造したベーグルのグルテン含有量

グルテン分解乳酸菌を添加して製造したベーグルのグルテン含有量

グルテン分解乳酸菌を添加せずに製造したベーグルのグルテン含有量

グルテン分解乳酸菌を添加せずに製造したベーグルのグルテン含有量

グルテン分解乳酸菌
動画紹介
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