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渡邊 嘉行

OUR ADVISOR

渡邊 嘉行

Yoshiyuki Watanabe

当社医学顧問

医療法人社団 和光会 総合川崎臨港病院

理事長/医学博士

Profile

医療法人社団 和光会 総合川崎臨港病院 理事長/医学博士 

聖マリアンナ医科大学 消化器内科 臨床教授

日本医科大学武蔵小杉病院 消化器内科 非常勤講師

東邦大学医療センター大森病院 耳鼻咽喉科 客員教授

インドネシア国立アイルランガ大学 招聘教授

川崎市病院協会 理事/川崎市内科医会 副会長

「グルテンレス(減らす)」という考え方

近年、「グルテン」は健康や食を考えるうえで注目すべき重要なキーワードです。

大人だけでなく子どもを含めた小麦アレルギーへの関心が高まり、幼稚園や小学校でも小麦を控えた「小麦フリー食」や「グルテンフリー食」が選択される場面が増えてきました。

ただし、「グルテン」=「悪者」として扱う必要はありません

グルテンとは?

年、「グルテン」は健康や食を考えるうえで注目すべき重要なキーワードです。
大人だけでなく子どもを含めた小麦アレルギーへの関心が高まり、幼稚園や小学校でも小麦を控えた「小麦フリー食」や「グルテンフリー食」が選択される場面が増えてきました。
ただし、「グルテン」=「悪者」として扱う必要はありません。

グルテン摂取に気を付けるケースとは?

グルテン摂取に気を付けるケースとは?

それではなぜ、グルテン摂取に注意が必要とされるケースが存在するのでしょうか?
一つは、グルテンの摂取が医学的に問題となる疾患が存在することが挙げられます。その代表的な疾患が「セリアック病(Celiac Disease)」です。
「セリアック病」の患者がグルテンを摂取すると、自己免疫反応によって小腸が損傷され、栄養吸収障害、慢性的な便秘、下痢、腹痛、体重減少、貧血、骨粗鬆症など様々な症状を引き起こします。小腸の粘膜は、単に栄養を吸収するだけでなく、腸管免疫の最前線としてバイ菌の侵入を防ぐ役割も担っており、非常に繊細で重要な器官です。

セリアック病について

セリアック病について

「セリアック病」の治療の基本は、グルテンを完全に除去する「グルテンフリー食」による食事療法です。

ただ、日本における「セリアック病」の有病率は欧米諸国に比べて非常に低いと報告されており、
医療現場や一般社会においても十分に認知されていないのが現状です。
そのため、「グルテンの問題は特別な病気を持つ一部の人に限ったこと」
「自分には関係がない」と考える方も少なくありません。

しかしながら、必ずしもそうとは言い切れません。
実際に、「パンやパスタ、ラーメンなどの小麦製品を食べると体調がすぐれない」
と感じている方も一定数存在します。そうした方々の中には、
「非セリアック病グルテン過敏症(Non-Celiac Gluten Sensitivity:NCGS)」
に該当する可能性が指摘されています。

非セリアック病グルテン過敏症(NCGS)について

非セリアック病グルテン過敏症(NCGS)について

NCGSは、「セリアック病」や「小麦アレルギー」とは異なるにも関わらず、
グルテンを摂取することで腹痛、膨満感、下痢、倦怠感、頭痛、関節痛などの症状が起こることが報告されております。

NCGSでは、小腸に明確な損傷は確認されない一方で、腹部膨満感、下痢、疲労感、頭痛など、さまざまな不調が報告されております。また、NCGSは明確な診断が難しいことから、潜在的な該当者は想定以上に多い可能性があると考えられます。

各種抗体検査においてカットオフ値を下回る結果であったとしても、「グルテンに対する感受性(Gluten Sensitivity)が存在しない」とは一概に断定できません。

こうした柔軟な解釈は、国際的にも広まりつつあり、多様な食文化が浸透し、
パンやパスタ、ラーメン、ドーナツなど日常的に楽しむ日本国内においては、
特に重要な視点といえるでしょう。そのため、グルテンに対する感受性への理解と柔軟な対応は、今後ますます重要になるでしょう。

国際的な知見をふまえると、 “グルテンを減らす=グルテンレス”という選択肢は、幅広い人々にとって非常に現実的で有効なアプローチであるといえます。

総合川崎臨港病院

地域住民のみなさまの生涯にわたって寄り添いながら生きていく総合病院。それぞれの分野のプロフェッショナル達が連携を図って、患者さん視点の医療サービスを提供。

Experimental Proof

Evidence

韓国特許庁より特許を取得

MB0601

Dglu-MB0601

最大で約70%のグルテン分解能力

「Dglu-MB0601」菌株は、グルテンを分解する能力を持つ乳酸菌として、韓国特許を取得しています。 また、そのグルテンを分解した小麦粉と、通常の小麦粉にて行った8週間のマウス実験試験の結果、「Dglu-MB0601」菌株の含有量が高くなるほどアミラーゼとガストリンの分泌が増加することを確認できました。 (特許公開番号:10-2019-0142263)

GLU70

Dglu-GLU70

グルテン成分による炎症性腸疾患の予防・改善効果

「Dglu-GLU70」菌株をグリアジンが含有された餌と一緒に混ぜて、マウスに与えた実験試験の結果、グルテンが誘発する炎症性腸疾患の予防及び改善効果が認められ特許を取得しました。(特許公開番号: 10-2020-0099311)